足踏み旋盤  Foot Lathe

2020/06/27

木工用旋盤を欲しいのですが、まず高価である。
使用頻度もべらぼうに高い訳でもないだろう。
ほんじゃ、大量にあるヒノキを使って足踏み旋盤を作ってみようか。 

遊びフィールドで伐採したヒノキをチェーンソーで縦割りします。

それ用の治具をネットで買いました。

チェーンソーのガイドバーをジグに固定し、2×4材をレールにしてをスライドさせていく機構です。
ヒノキの丸太を3枚に製材できました。

結構なパワーが必要です。チェーンソーの刃もばっちり切れるようにしておきましょう。

クサビで縦割りしても良かったかな。 
製材したヒノキにカンナを掛けて平面を出します。

シュルシュルとカンナを掛けると、ヒノキの良いにおいが漂います。
ワークの長さによってコラム幅を調整できるよう、長溝を設えます。

チェーンソーを垂直に刻み込んで、四角に掘り出します。

ゲージを作ってカンナで溝幅を微調整しました。 これが結構時間掛かりましたね。
コラムを立てた状態です。

コラムの底面には勾配を付けた角穴を開けて、クサビを叩き入れると固定できる仕組みになってます。
テーブル両端の丸穴に長い棒を立てて、その間にトラック用のゴムを張ります。 ごのゴム紐にとテーブル下の棒をロープで結びます。このロープをワークに巻き付けるのです。

足で棒を踏めばロープが巻いてあるワークが回転して、バイトを使って切削ができます。

足を離せばゴムの張力によって原点に戻ります。これを繰り返して回転運動の削りだしが可能という訳です。


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